【数Ⅰ】式の展開と因数分解

数学Ⅰ

この記事では、単元【因数分解】のここは押さえておけ!と著者が思うポイントを簡単にまとめた。

〈式の展開と因数分解〉の’ここは押さえておけ’

①文字を整理する際の基本は”降べきの順”

②文字が複数ある時は、最低次数の文字について整理

x3+y3+z3-3xyz=(x+y+z)(x2+y2+z2-xy-yz-zx) は公式として暗記

【発展】

複2次式の解法

⑤対称式は必ず基本対称式で表すことができる(対称式の基本定理)

⑥等式の条件がある場合、”次数下げ”を意識

⑦因数定理・剰余定理(数Ⅱ)

①文字を整理する際の基本は”降べきの順”

降べきの順に整理する’とは、次数が大きい項から左に並べていくことだ。これが基本となる。

例) $$3x+2+5x^3-x^2$$ $$→ 5x^3-x^2+3x+2$$

②文字が複数ある時は、最低次数の文字について整理

例) $$x^2+2x+xy+y+1$$ $$→ y(x+1)+x^2+2x+1$$ $$→ y(x+1)+(x+1)^2$$ $$→ (x+1)(y+x+1)$$

③【公式】x^3+y^3+z^3-3xyz=

$$x^3+y^3+z^3-3xyz=(x+y+z)(x^2+y^2+z^2-xy-yz-zx)$$

応用例) x3-y3+z3+3xyz を因数分解せよ。

解)x3-y3+z3+3xyz=x3+(-y)3+z3-3x(-y)z とみると、

 公式においてyを-yに置き換えたものなので、

$$(x-y+z)(x^2+y^2+z^2+xy+yz-zx)  』$$

【発展】

以下の記事で詳しく扱う。

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